■Garageどーる Soft Body■
-FAQ&Tips- 取り扱い基礎編
*2006.04/03更新*

GarageどーるSBシリーズの基本的な取り扱い、注意点などをこのページにまとめております。
市販のヘッドとの組み合わせ方、メンテナンスなどのワンポイントアドバイスとしてご活用下さい。

■GarageどーるSBはとってもデリケートです。■
本当の女の子のように優しく大切に取り扱ってください。



▲オリジナルカスタム例
ボディ:GarageどーるSB・25cm
ヘッド:きういHouseオリジナル1:6カスタムベース・フェイス
©きういHouse


▲商品袋から取り出し、パウダーを落とした状態。

どのタイプも基本的にすべて素体部分のみの販売です。
別途お手持ちのヘッドやドレスなどをご用意いただくことになります。

■お手元に届いてからの基本的な仕上げ方■

ご注意

■カスタマイズの際にはカッターやハサミなど刃物を使用します。手を切るなど、ケガのないように慎重に作業してください。

■本ドールボディは非常に汚れやすい素材です。事前によく手を洗ってから作業に入ってください。

■カスタマイズはお客さま個人の責任においておこなってください。作業中に生じた破損などに関する損害は当方では一切追いかねます。


まずはドールを仕上げるために必要な材料や道具を準備してみてください。


写真はドールを仕上げるのに必要な材料と、ご用意いただくと便利な道具などです。
  1. お買い上げいただいたGarageどーるSB素体
  2. お手持ちのドールヘッド(各社製品対応。一部要加工。)
  3. 小さなクシ。これは人間のまつげ用です。
  4. メイク用綿棒(市販のモノでOK)
  5. 化粧品類。100円ショップのモノでOK。
  6. 先の曲がったハサミ。人間用まつげハサミが便利。
■仕上げの手順■
■パーティングラインの処理
GarageどーるSBには製造上母型の分割線(パーティングライン)が付いています。大きなバリ状にはほとんどならないように精密に型を組み合わせて製造していますが、どうしても微妙な線、段差は残ってしまいます。

小型で刃先が曲げてあるハサミなどで、少しずつ切りそろえて整えてください。この際、カッターなどの刃物はご使用にならないで下さい。非常に柔らかい樹脂のため、ほとんど切り落とすことができない上、必要以上に傷を付けてしまう場合があります。

わきの下や股関節などの部分は、特に慎重に。必要以上に傷が入ってしまうと、その切れ目から被覆が裂けて破損する場合がありますのでご注意下さい。
▲必ずパーティングラインのヒレ状の部分だけを切り落としてください。
  
■ヘッドの取りつけ
市販のドールヘッドを取りつける場合、首のボール状のジョイントに通りにくいものがあります。

ボークス製、オビツ製のヘッドは首の部分が細いので、はめ込みにくい場合があります。

この場合は、首の付け根部分に写真のようにハサミなどで切り込みを入れます。十字に切り込むと入れやすくなります。
*タカラ、アゾン、ノアドローム製の場合、穴が大きくはめ込みがゆるい場合があります。この場合はヘッドのジョイント部にビニールテープなどを巻きつけて調整してください。
  
ヘッドのはまり具合がきついときは、本体側のジョイントにせっけん水などをごく少量付けると入りやすくなります。シリコン系のスプレーなどを使用すると頭がゆるゆるになってしまいますのでご注意ください。

写真のようにボディわきの下、肋骨部分を押さえるようにして支え、ヘッドを押しこみます。

カスタムヘッドの場合はアイペイントが傷まないように注意して下さい。
■ボディが汚れたら■
ボディが汚れてしまった場合などには、お風呂へ入れる(笑)ことが可能です。

ただし、この素体は特殊なウレタン樹脂(水で洗うとゴミが落とせて再使用できるロール状のホコリ取りと類似した素材)を使用している関係で、洗浄すると表皮の保護をしているパウダーが落ちてしまい、表面の粘着性が復活してしまいます。

そうなると、ドールヘアやほこりなどがボディにくっついて非常に厄介です。
ちょっと乱暴ですが、洗浄の際は思いきってヘッドを取り外し、素体は素体のみ、ヘッドは洗浄可能なものであればシャンプーなどで別々に洗うのが無難です。

素体は普段お使いのせっけんなどで洗浄可能です。ただし、サインペンなどの染料、顔料などで付いてしまったシミなどは落とせない場合があります。

洗浄が終わったら、水で湿らせたタオルなどで水気を取ります。

乾燥したタオルやティッシュなどは使用しないで下さい。粘着性のために貼り付いてしまいます。

水気がなくなったら、お手持ちのベビーパウダーをはたいてください。

余分なパウダーは手でパタパタと軽く叩くと落とせます。筆などを使うとあまり散らかさずに済みます。

■ヘッドの取り外し方■
ボディのメンテナンスとしてヘッドを外す場合は、素体の両肩、首の近くを指で支えながら、ヘッドを引き抜きます。

腰などを持って引き抜きますと、背骨部分が引っ張られて、胴長に変形してしまったり、破損する場合があります。

また、両肩の端を押さえて引き抜くと内部骨格に肩の被覆がつぶされて破損する可能性があります。必ずなるべく首の近くの部分で押さえ込むようにしてください。

植毛部分やアイペイントなどに余計な力を与えないように慎重に引き抜きます。

「ヘッドの取り付け」で説明した、首の部分の加工をしないと、ヘッドをはめ込んだ後外すのはかなり困難です。メンテナンスを考えた場合は首の基部を加工しておいてください。なお、タカラ系のヘッドの場合は加工しなくてOKです。

抜けにくい時ははめ込んだときと同じようにせっけん水などを微量つけてください。洗浄目的でしたらシャンプーなどでも大丈夫です。

 

この他、なにかわからないことがありましたら、
お気軽にお問い合わせください。

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